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【2026年最新】外国人運転免許証取得条件の完全ガイド

  • 執筆者の写真: 高橋 壮
    高橋 壮
  • 1月9日
  • 読了時間: 7分
【2026年最新】外国人運転免許証取得条件の完全ガイド

目次:




「知識確認の難化(10問→50問)」「技能確認の採点厳格化」により、合格率が従来の9割以上から3割程度まで急落しています。


本記事では、特定技能外国人の採用・支援における最新のリスク管理と、正確な手続きフローを解説します。


特定技能外国人を受け入れる企業において、「運転免許」は業務の幅を広げるだけでなく、本人の生活基盤を安定させるためにも極めて重要な要素です。しかし、日本の運転免許制度は複雑であり、特に昨今の法改正により、その取得ハードルは劇的に変化しています。


「自国の免許を持っているからすぐに運転できるだろう」という安易な想定は、業務計画に大きな狂いを生じさせる可能性があります。本記事では、最新の法改正情報を踏まえ、外国人が日本で運転免許を取得するための条件と具体的な手続きを、人事担当者の視点から徹底解説します。


1.外国人運転免許証取得条件の全体像


外国人運転免許証取得条件の全体像

外国人は日本の免許を取れるの?


結論から申し上げますと、外国人も日本人と同様に日本の運転免許を取得することは可能です。しかし、その「ルート」は大きく分けて4つあり、本人の状況(保有免許、在留資格、滞在期間など)によって最適な方法は異なります。



特定技能外国人の場合、長期的な就労が前提となるため、「2. 国際免許証」での運転はあくまで一時的な措置と考えるべきです。基本的には「1. 外免切替」または「3. 新規取得」を目指すことになります。


外国人運転免許在留資格の基本条件


日本の運転免許を取得・維持するためには、適切な在留資格を有していることが大前提となります。不法滞在の状態では、当然ながら免許の取得も更新もできません。


特に重要なのが「中長期在留者」であるかどうかです。2025年10月の厳格化により、観光ビザなどの「短期滞在」資格では、外免切替の手続きを行うことが原則として不可能になりました。これは、住所確認書類として「住民票」の提出が義務付けられたためです。



企業側としては、採用予定の外国人がまだ海外にいる段階で、入国後にどのようなスケジュールで免許取得を進めるか、在留カード交付のタイミングと合わせて計画を立てる必要があります。


2.外国人運転免許証取得条件と必要書類


外国人運転免許証取得条件と必要書類

外国人運転免許在留カードの確認ポイント


運転免許センターでの手続きにおいて、在留カードは本人確認書類の中核をなすものです。人事担当者が事前に確認すべきポイントは以下の通りです。


有効期限:免許取得手続き中に在留期限が切れないか。

住所地:現在居住している住所が正しく記載されているか(裏面の記載も確認)。

在留資格:就労可能な資格であるか(免許取得自体には就労制限の有無は直接関わりませんが、身分証明として重要です)。


特に、引越し直後などで在留カードの裏面住所変更手続きが済んでいない場合、免許センターでの受付は拒否されます。役所での住所変更を最優先で行わせてください。


外国人運転免許住民票が必要な理由


2025年10月の改正以前は、一時帰国証明書や宿泊証明書などで「一時的な滞在先」を証明すれば、短期滞在者でも外免切替が可能でした。しかし、これが「日本の交通ルールを十分に理解していないドライバーの増加」「事故発生時の責任追及の困難さ」を招く温床となっていました。


現在は、以下の理由から「住民票(国籍・在留資格等が記載されたもの)」の提出が絶対条件となっています。


  1. 居住実態の厳格な確認: 日本国内に生活基盤があることを公的に証明するため。

  2. 本人確認の強化: 在留管理制度と紐付いた確実な本人確認を行うため。

  3. 違反者管理の徹底: 交通違反や事故を起こした際の行政処分を確実に執行するため。




3.外国人運転免許証取得条件と試験の実情


外国人運転免許証取得条件と試験の実情

運転免許外国人試験の内容と流れ


ここでは、最もハードルが高いとされる「外免切替」の実技・学科試験について解説します。2025年10月以降、このプロセスは「形式的な確認」から「本格的な選抜試験」へと変貌しました。



運転免許外国人試験簡単と言われる理由


インターネット上には「外免切替は簡単」「すぐに取れる」といった情報が残っている場合がありますが、これは2025年9月以前の古い情報です。


かつて「簡単」と言われた理由は以下の通りです。


  • 学科試験がわずか10問で、常識的な問題が多かった。

  • 技能試験の採点が比較的甘く、多少のミスが見逃されていた。

  • 一部の国(試験免除国)出身者の情報が一般化して語られていた。


現在は、日本人向けの一般試験と同等レベルの安全意識と法規理解が求められます。特に技能試験において、「運転できる(車を動かせる)」ことと「日本の法規に従って安全に走行できる」ことの違いを理解していない外国人が多く、何度も不合格になるケースが増えています。


4.外国人運転免許証取得条件と免許切替制度


外国人運転免許証取得条件と免許切替制度

外国人が免許切替をするには何が必要ですか?


外免切替をスムーズに進めるための「必須書類チェックリスト」を掲載します。これらが一つでも欠けると申請が受理されません。



特に問題になりやすいのが「免許取得国での滞在期間証明」です。自動化ゲートを利用してパスポートにスタンプがない場合、出入国記録の証明書を別途取り寄せる必要があるなど、準備に時間がかかります。


外国人運転免許切り替え問題と注意点


現場で頻発するトラブルとして、「予約が取れない」問題があります。厳格化に伴い、一人当たりの審査時間が延びているため、免許センターの外国人窓口は常に混雑しています。


また、「通算3ヶ月以上の滞在要件」のカウント方法も要注意です。免許取得日以降の滞在のみがカウントされます。免許を取ってすぐに来日した特定技能外国人の場合、この要件を満たせず、日本で教習所に通い直さなければならないケースがあります。


外国人の日本の運転免許取得が厳格化されるのはいつか?


この問いに対する答えは、「既に厳格化されている(2025年10月1日施行済み)」です。



これから採用する外国人材に対しては、この「改正後の厳しい基準」を前提とした説明と支援が必要です。



5.外国人運転免許証取得条件と免許証の見分け方


外国人運転免許証取得条件と免許証の見分け方

運転免許証外国籍見分け方の基礎


採用時や労務管理において、提示された免許証が「適切なプロセスを経て取得されたものか」「本人のものか」を確認する必要があります。日本の運転免許証は、一見すると国籍による大きな違いはありませんが、細部に特徴があります。


免許証の「本籍」欄は現在ICチップ内に格納されており、券面には印字されていません。そのため、券面だけで国籍を判断することは難しくなっています。正確に確認するには、IC免許証読み取りアプリを使用するか、住民票と照らし合わせる必要があります。


運転免許証外国人アルファベット表記のルール


外国籍の方の免許証氏名表記には、いくつかのルールがあります。


  • 原則: 在留カードに記載されたアルファベット表記となります。

  • 通称名の併記: 住民票に「通称名」が登録されている場合、カッコ書き等で併記が可能です。

  • 漢字表記: 中国や韓国など漢字圏出身の方で、在留カードに漢字氏名が併記されている場合は、免許証にも漢字を使用できる場合があります。


人事担当者は、雇用契約書、在留カード、運転免許証の氏名表記が一致しているか(あるいは同一人物であることを証明できるか)を必ず確認してください。


国際運転免許証の取得条件は?


最後に、一時的な運転手段として利用される「国際運転免許証」についても触れておきます。日本で有効な国際免許証には厳格な条件があります。



特に注意すべきは、スイス、ドイツ、フランス、ベルギー、台湾などの国です。これらの国はジュネーブ条約加盟国ではありませんが、二国間取り決めにより、「自国の免許証 + 日本語翻訳文」を携帯することで運転が可能です(国際免許証ではありません)。


6.まとめ


まとめ

2025年10月の法改正により、外国人の運転免許取得、特に外免切替のハードルは格段に上がりました。「免許を持っている外国人なら即戦力ドライバーになる」というこれまでの常識は通用しなくなっています。


特定技能外国人を受け入れる企業の人事担当者様におかれましては、以下の3点を徹底していただくようお願いいたします。



弊社(特定技能外国人労働者紹介会社)では、こうした最新の法規制に対応した人材紹介と、入社後の免許取得サポートに関するノウハウを提供しております。ドライバー人材の確保にお悩みの際は、ぜひ一度ご相談ください。



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